カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[1]

投稿日:2013年7月17日

1号と最後の旅

静岡←神奈川←東京
2008年11月20日

「アドレス日本一周」の東日本編に出発したのは2008年11月20日のことだ。
 朝、4時に起床。といってもサッカー、ワールドカップのアジア予選、日本対カタール戦をテレビで見ていたので、試合が終了したのは3時30分。速攻で30分寝て、4時に起きたのだった。
 4時30分、神奈川県伊勢原市の我が家を出発。スズキの125ccスクーター。アドレスV125Gで国道246号を走り、東京の日本橋へ。
 日本橋に到着したのは6時30分。うれしいことに何人ものみなさんがぼくを待ち構えてくれていた。みなさんの見送りを受け、6時45分に出発。「東日本編」の開始なのだが、東ではなく、西へ、浜松を目指して走り出す。浜松のスズキ本社まで行くのだ。
 横浜までは国道15号を走る。早朝の銀座を走り抜け、品川を通り、多摩川を渡って神奈川県に入る。川崎を通り、横浜へ。
 横浜からは国道1号を行く。
 藤沢、平塚と通り、小田原に到着。ここの「ローソン」でサンドイッチ&紅茶の朝食を食べ、小田原城を見た。
 箱根峠を越えて静岡県に入ると、三島、沼津と通り、富士の道の駅「富士」で昼食。ここでは「天玉うどん」(450円)を食べた。
 静岡からは宇津谷峠を越えたが、旧道の「明治トンネル」を走り抜けた。
 藤枝、島田と通り、大井川を渡る。同じ静岡県でも駿河から遠江に入る。
 掛川、袋井、磐田と通り、天竜川にかかる新天竜橋を渡って浜松へ。
 3月(2008年)に完成したばかりの新天竜大橋にはビックリ。何と片側4車線。往復8車線の幅広の大橋だ。それは日本離れした光景で、アメリカ西海岸のフリーウェイを連想させた。
 夕方、スズキの本社に到着。スズキのみなさんには大歓迎された。ここで1万0451キロを走ったアドレスV125Gを返却した。
「西日本編」を走ったこのアドレスは「アドレス1号」といったところで、「東日本編」の「アドレス2号」を引き取るため、浜松までやってきたのだ。
 まるでカソリの「日本一周」(東日本編)の開始に合わせてくれたかのように、スズキは冬用バージョンのアドレスを完成させた。アドレスV125Gリミテッド。これがスグレモノなのだ。グリップヒーターとシートヒーターがついている。
 この発売直前の「アドレス2号」が「東日本編」の我が相棒になる。
 会議室でのスズキのみなさんとの打ち合わせが終わったところで、浜松のうなぎ店「かねりん」に連れていってもらい、「うな重」をご馳走になった。
「おー、これぞ浜松の味!」
 夜はスズキが用意してくれた「グランドホテル浜松」に泊まった。
 翌日の「アドレス2号」との初対面を前にして、気分を高揚させるカソリだった。

第1日目::東京→浜松
2008年11月20日
走行距離:280キロ(合計280キロ)
費用:
朝食 351円
ガソリン 397円
昼食 450円
ガソリン 610円
合計 1,808円
総計 1,808円


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みなさんの見送られて日本橋を出発
早朝の品川を走り抜けていく


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小田原城
箱根峠を越える


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道の駅「富士」の「天玉うどん」
宇津谷峠の「明治トンネル」


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袋井を通過
磐田を通過。あともう少しで浜松だ


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「かねりん」の「うな重」
おー、これぞ浜松の味!


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